コンベンション告知

 今回はコンベンションの告知です。


 1つ目は『D&D4版』のGame Day“ダンジョン・マスターズ・ガイド2”です。


http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/news/dnd_gameday/201004.html


 これは、『ダンジョン・マスターズ・ガイド2』の発売を記念してのコンベンションで、全国各地のゲームショップで開催されます。


ダンジョン・マスターズ・ガイドII (ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版 基本ルールブック) (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック)

ダンジョン・マスターズ・ガイドII (ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版 基本ルールブック) (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック)


 『ダンジョン・マスターズ・ガイド2』は、D&DGM用のサプリメントでありますが、D&Dにのみならずアメリカでのゲーム運用のノウハウがこれでもかって詰め込まれています。


 ホビージャパンのウェブサイトでも一部公開されていますね。


http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/news/dmg2/index.html


 読んでると「自分、できてないなぁ」と痛感する箇所がいくつもあったりしてためになります。アメリカとか、システムに関係なくTRPGの運用について基本的なところをみっちり書いてくれているので、GMする人にはお勧めですよ。いや、D&Dのルール的なことに関するページももちろんありますが。


 で、今回のGame Dayは『DMG2』に関連させて変わったセッションを行なうものになっています。何とシナリオ作成キットを使用して、まず卓毎2遭遇分のシナリオを作ってもらって、次にそのシナリオを別の卓でやってもらうというものです。


 「シナリオ作るの難しくない」と思われる方がいるかとは思いますが、自分は簡単と思います。D&Dはかなり作りやすいシステムなのですね。加えて今回はマップと敵データが用意されています。参加者が決めることは、冒険の目的、モンスターの取捨選択、モンスターの配置などです。ここを押さえれば、シナリオの形にちゃんとなります。


 気をつけないことは、ヤル気満々なシナリオにしないことですかね。コンベンションなので、プレイヤーは自キャラを使えこなせず、パーティー間の連携はそれほど期待できません。初心者の方や、4版に不慣れな方が参加される可能性も充分あります。普段はキツ目の戦闘を楽しむようなセッションをやられる方が、普段の感覚でシナリオを組まれると難易度が高すぎるものになる危険性がありますね。自分の感覚では、PCと同レベルの敵(雑魚除く)をPCと同数だせば、モンスター間のコンビネーションや、地形を利用するようなことをしなくても、普通に歯ごたえのある遭遇になると思いますよ。初心者や不慣れな方がおられる場合は特にです。


 シナリオをプレイする際に気を付けた方がよいことは、事前にウェブサイトでDL可能なPCの能力を確認しておくってことでしょうか。今回は、防衛役がファイターとソードメイジ、撃破役がバーバリアン、指揮役がアーティフィサー、制御役がインヴォーカーというちょっとアクの強い5レベルパーティーになっています。

 個人的にはハーフリングの2刀流バーバリアンがキーパーソンかなとか思っています。両手武器をぶん回す滾る血のバーバリアンと比べて1発の火力やヒット・ポイントは落ちますが、パーティーで2番目に高いACを誇ります。火力が落ちる分は、各遭遇の初めにレイジ・パワーを使用して補うことをお勧めします。5レベルなので1日毎攻撃パワーを2発もっておりシナリオは原則2遭遇ですので、両方の遭遇で激怒状態になれますね。後、ファイターの前にイニシアチブをずらして、ファイターの標的が使用されていなかったら、ファイターがマークしている敵から機会攻撃を誘発させにいくとかです。ハーフリングなので機会攻撃に対してAC+2ですしね。


 自分は4月11日開催のイエローサブマリンなんば店のセッションに参加させてもらう予定です。全国各地で開催されていますので、興味のある方はぜひ参加して下さい。




 次はマサキさんの『ウォーハンマーRPG・オンリーコンベンション』です。5月3日開催で、5回目になります。


http://www10.ocn.ne.jp/~bogoner/Convention/No05/main.html


 去年の5月に1回目を開催されているのでこれで1周年。このウォーハンマー・ファンの宴が定着してきたのは、やはりマサキさんのご尽力によるところが大きいです。本当にありがとうございます。


 今回は自分は無念ながら不参加です。ああ、関西の方が、恨め……じゃなかくて羨ましいです。