第2回 ウォーハンマーRPG・オンリーコンベンションに参加してきました

 先日、マサキさん主催の「第2回 ウォーハンマーRPG・オンリーコンベンション」にマスターとして参加させて頂きました。


http://www10.ocn.ne.jp/~bogoner/


 プレイヤー参加者は18名で、マサキさんのブレトニア・シナリオが一番人気でした。

 自分のスケイブン・シナリオには4名の方に参加していただけました。基本的に全然笑えないシチュエーションだからこそ、乾いた笑いが起こる『PARANOIA』のようなブラック系のセッションでして、プレイヤーの方から「マルチ・バッドエンド・システム」と評してもらいました。言い得て妙ですね。

 プレイヤーのひとりに左遷された“見習いグレイ・シーア”、他の方は左遷先の氏族の下っ端をしてもらいました。あらゆるレベルでの足の引っ張り合いがスケイブン社会の基本。見習いグレイ・シーア様は、お偉いさんに“裏切り上等”ラトピーという名のスケイブンをボディー・ガードとして押し付けられ、事故死を大いに望まれたりして「信用できる者が全然いない」と嘆かれます。他のPCはそんなグレイ・シーア様の護衛なのですが、ラトピーなどの甘言に乗った1名が最初の戦闘で彼を裏切っていきなり攻撃! 有角鼠様は敵と戦う前に既に重症に。コンベンションでいきなりパーティー・アタックはないだろうと軽く考えていたので、自分もそれなりにびっくりしました。いやまあ、色々けしかけたりしていたので、ある程度想定内ではありましたが。その後、一命を取り留められたグレイ・シーア様は、博愛主義者になったり、捨鉢になったり、兄弟子を暗殺しに行ったり、厭世気分に浸られたり、敵から逃亡したりなどして、何とか自分の居場所を確保することに成功されました。他のPCは、一名が桃色のモヤとなって霧散、二名は諸々の事情により同族の食料となりましたとさ。

 我ながらひでぇセッションで、反省点は多々ありますが、幸いにしてプレイヤーの方々に楽しんでいただけた模様です。何より自分は楽しかったです。素敵な場を提供していただいた、マサキさん。本当にありがとうございました。