Lair AssaultとDAC AICHI 2012に参加しました!

 今月はD&D関連のイベントに参加しましたので、今回はその簡単なレポートをば。


 まずは、7月1日ににじいろくじらで開催されたD&D4版のD&D Lair Assault Spiderkiller。

 Lair AssaultはエンカウンターやGame Dayと同じくWotCの公式イベントです。ただ、何が違うかというとマニア向けの激辛難易度ということ。

 「マップの仕掛けが極悪」、「小休憩が取れない場合がある」、「即死系トラップ」、「敵が強い」、「全滅」などの断片的な情報を事前にゲットしていまいた。そして、エゲツナイ遭遇の妄想を膨らませ戦々恐々。

 で、当日。和歌山県からわざわざ参加してくれたDMのサンドーさんが我々に告げました。『キャラ作成のレギュレーションは甘くしました』、『本来なら実プレイ時間の制限がありますが、今回は外しました』。何とかなるかもとか思ったら、『5人パーティ用のシナリオなので4人なら敵の数を減らす指針が以前までは書かれていました。しかし、今回はそれがないのでそのままでいきます』と。何ともならんかも……?

 で、耳血が出そうなホットスタートの設定を聞いてからセッションスタート。

 ネタバレ禁止なので多くは語れませんが、めっちゃおもろかったです!

 ゲーム内時間の制限がある中、エゲツナイ敵を容赦ない力で即効ねじ伏せて進む、進む、進む! マップに配置された嫌らしい仕掛けに頭を悩ます。あれは、罠かブラフか? それとも、単なる時間稼ぎ? アクションを割いて調べる価値があるのか? やるなら、誰が?

 5時間くらいぶっ通しで遊んでいたのですが、アドレナリン溢れてあっという間の感じ。そして、初見でしたが、ギリギリ勝利を掴むことができました。

 これは、パーティ総力の勝利で、皆が力を発揮したからです。構成はドワーフ・ファイターにヒューマン・ウィザード、ハーフエルフ・シャーマン。自分はピクシー・ソーサラー/ブラックガードという怪しい撃破役。

 特にシャーマンさんの運用がものごつかったです。セッションで累計100ダメ以上は余裕で喰らったのですが、気絶はおろかちょっとの間重傷になった程度。しかも、回復力は1回しかつかってないって、どうなんよみたいなw


 興奮して帰宅後も何か戦闘モードのテンションのままというのは実に久しぶりでした! 人は選びますが、『デモンズソウル』位の難易度が心地良い方などは楽しめると思います。にじいろくじらさんで8月に同じシナリオをまたやってくれる予定のこと。また、各地で開催されていますし、興味のある方は参加されたらいかがでしょう?


http://kujira.f-o-r.net/bbs/read.php/DNDE/



 続きまして7月15日に名古屋で開催された『DAC AICHI 2012』です。


 このD&D関連システムのオンリーコンベンションも3回目。今回は60名近くのプレイヤーが参加され、13卓立ちました。

 色々個性的な卓がありましたが、その中でも目を引いたのは『レッドクリフ』。

 三国志赤壁の戦いをD&D4版で再現しようという試みで、注目すべきはその立体マップ。

 手作りで船とか櫓などを再現したもので、何というかジオラマの説得力は圧倒的でした。「DAC愛知」と「レッドクリフ」でWeb検索すると、画像を見ることができますよ。

 正直コンシューマーゲームの画像技術が格段にアップした昨今、ミニチュアなどはなかなか立ちうちできないのではないかと思っていました。しかし、じっさい見て、触って、駒を動かすというのはそれ自体に価値があると再確認できました。


 自分はDAC2010でお世話になったairoさんの卓にプレイヤーとして参加させてもらいました。D&D4版の18レベルセッションになります。

 フェイワイルドのアーチフェイのオラフ公が所有する次元界を移動する宿屋。そのドラゴンの背に備えつけられた宿屋に集まる一癖も二癖もある客たち。そして、客以上に謎めいて掴みどころのない主人。彼が起こす騒動と、陰謀劇……。このように正に伝説級という感じの内容でした。

 最終的には神話級を臭わすスケールの敵や話がでてきて、D&Dの王道という感じ。

 こちらも時間が立つのがあっという間でした。楽しかったです!


 そして、懇親会に参加。そこでも楽しい時間をすごさせてもらい、ほろ酔い気分で帰宅しました。



 今月はこのようなD&D関連のイベントに参加できてよかったです。場を提供していただいた方々、一緒に遊んでいただいた方々、ありがとうございました!