『Role & Roll』で連載が始まりました

 自分の所属する待兼翻訳チームが今度は『Role & Roll』に記事を隔月で連載することになりました。


Role&Roll Vol.77

Role&Roll Vol.77


 「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」になります。


 いわゆる中世ヨーロッパの蘊蓄記事になります。新紀元社にはTruth in Fantasyという偉大なシリーズがあり、他にも素晴らしい連載があります。

 そんな中でチームのカラーを出しつつ、TRPGに役立つものを目指していきますよ。


 第一回目は「居酒屋=宿屋の実態」になります。旅芸人は宿屋のどこで公演をしたと思います? 宿屋の酒場部分に設置されたステージ? 実はこれって現代のライブハウスとかの感覚かも。16世紀後半の「イン」では中庭が劇場として機能しており、二階の回廊や一階の部屋から鑑賞したとのこと。こういう知識がイラストつきで解説されています。


 「冒険から帰ったPCたちが、二階の回廊から何気なく中庭の演劇を観ていた。どうやら貴族の腐敗を風刺する政治色の強いもののようだ。すると主演女優にいきなり卵大の大きさの玉が投げつけられ、それがいきなり爆発した……」とかシナリオのネタにつかえますね。回廊から中庭に飛び降りるか。それとも遠回りだけど階段を使うか。D&Dウォーハンマーなどで、高低差のあるマップを使えば面白そうですね。