Dark Sunのアメコミ！ - 大槌ぶんぶん

　独特な背景世界ってイメージがつかみにくいものですね。Dark Sunは世紀末ファンタジーってことで、『北斗の拳』や『マッドマックス』みたいな感じで自分はやりますが、本場はどうなっているのかということが気にならないわけでもありません。

　こういう時に役に立つのが、小説や漫画です。小説は原文で読むのは大変ですが、漫画は文章量も少ないうえ、世界観のビジュアルイメージもつかめるわけです。

　で、Dark Sunのアメコミが発売予定で、Amazonでも予約可能ですぜ、ヒャッハー！

　これのプレビューのPDFがウィザーズ・オブ・ザ・コースト社でダウンロードできるようになっています。

　主人公はムル（ハーフドワーフ）の剣闘士。半裸モヒカンのナイスガイ。

　公開されている部分を簡単に説明するとこんな感じ。

　砂漠の岩影で寝ている主人公に近づく2人の人影。突然、主人公がダガーで１人の喉をざっくり。

　リュートを背負ったもう一人の男が『止めてくれ！』。

　『何故、だめなんだ』と真顔で答える主人公に『ちょっと、話そうとしただけなんだ！』。

　弁明を続けるバードを横目に主人公は彼が落としたリュートを手に。

　『おい、それは大切に扱ってくれ』という嘆願に『俺がお前を殺す時、これが必要なのか？』と返す主人公。

　『違う。だけど、あんたは俺を殺したくないんじゃないのか』には『何故だ』と返す主人公。

　そうしたら、いきなり地面がせり上がる。地面だと思っていたのは巨大エイの背中だったのだ。空飛ぶエイから落ちそうになったバードは助けを求める。そうしたら、主人公が手を差し伸べて……。

　「そして、二人の冒険が始まる」という世紀末テイストたっぷりなホットスタート。いい感じですね。

　今思いついたけど、これって世紀末式ボーイ・ミーツ・ガールに応用できるんちゃいます？

少女たち『ヒャッハ−、奴隷狩りだぁぁ！』

　ズブリ。倒れる少女A。

少女『や、止めて』

少年『何故、だめなんだ』

少女『ちょっと、お話しようとしただけなの』

　んで、巨大エイ。

　『んぎゃー、お助けー』の少女の手を握る少年。指と指とが触れあう時、ツンツンツンデレ、キュンキュン世紀末みたいな。

　んまあ、コミックの発売楽しみですね。