オンラインセッション統合ツール「どどんとふ」

 先日、オンラインセッション統合ツール「どどんとふ」を使用してダンジョンズ&ドラゴンズ4版のDMをしました。


 「どどんとふ」は、サークル仲間のたいたい竹流君が開発したオンラインセッションをウェブサイト上で行なえる非常に便利なツールです。プログラムのインストールなど一切なしで、ウェブサイトを閲覧できる環境にあれば、チャットやダイスロールは勿論、マップ表示などが可能になります。詳しくは、「どどんとふ@えくすとりーむ」(略称「ど@えむ」)でどうぞ。


http://www.dodontof.com/


 もとはと言えば、転勤でバラバラになったサークル仲間の間で、ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版のオンラインセッションやろうと声の上がり、MAPとかどうしようとなった時、プログラマーのたいたい竹流君が「俺に任せろ」とばかりに作ってくれたものが原点になります。彼はサービス精神溢れるナイスガイで、動機のひとつが「新しいプログラム言語の勉強のため」だったことも男前すぎます。


 現在「どどんとふ」は改良に改良が重ねられ、凄い事になっています。トランプを使用するゲームのためのカード機能や、各種ゲームの独特のダイスロールに対応したダイスボット機能も搭載。操作も感覚的に判り易いものになっており、先日のセッションには「どどんとふ」初心者がおられましたが、問題なく使用されていました。


 転勤してサークルから離れ、TRPGに飢えているあなた。元の仲間と一度オンラインセッションを試してみてはいかがでしょう? リアルセッションとは勝手の違うところもありますが、MAP表示などのゲーム的な演出効果はこちらの方がやりやすいかも。後、土曜の晩11時からスタートなど、休日の前夜にできることも社会人には便利かもしれません。


 誉めすぎるとたいたい竹流君の身体に悪いので、先日のセッションで気になった点を。混みだすと表示が遅れたり、通信がつながりにくくなったりします。これは、サーバーの問題らしく、彼の責任ではないのですが、土曜の深夜などセッションが集中する時には覚悟が必要かもしれませんね。


 なにはともあれ、「どどんとふ」はオンラインセッションの敷居をかなり低くしてくれたと思います。将来、TRPGの在りようの推移を語る上で、重要なものになっているかもしれないと思ったり、思わなかったり。