『ウォーハンマーRPG 体験会』開催!
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今回はコンベンションの告知です。1月28日に秋葉原のアナログゲーム専門店、「Role&Roll Station」にて『ウォーハンマーRPG 体験会』が開催されるとのこと!
マスターはウォーハンマー翻訳チームで一緒に仕事をした見田航介さんになります。丁寧なマスタリングをされる方で、初心者サポートもばっちりだと思います。
自分も最近初心者を交えてのセッションのマスターをして、『ウォーハンマー2版』はルール骨子がシンプルだなと再確認しました。初期キャリアの場合は特に覚えなくてはならないデータってそれほど多くないと思います。戦闘時のキャラクター運用も、見習い魔術師などのほんの一部の例外を除いてだいたい同じ感じになります。しかし、シンプルだからといって戦闘が単調になるかと言えば、デッドリーな部分があって気が抜けず色々戦略の練り甲斐もあります。また、できることが少ないと言ってキャラクターがだいたい同じということはなく、多彩なキャリアによって設定で差別化されています。ツボの押さえたシステムで、想像以上にとっつき易いと思います。実際、セッションに参加してくれた初心者の学生プレイヤーの方々も楽しんでくれた模様です。
参加枠が限られていますので、興味のある方はお早めに!
また、同じ場所で今年発売予定の『エクリプス・フェイズ』の体験会も開催されます。『エクリプス・フェイズ』はアメリカのSFものTRPGです。自分はSF小説には詳しくないのですが、現在の最先端のSFアイデアがこれでもかってくらいに詰め込まれたゲームです。
幸いしてサークルの友人がマスターしてくれたことがあり数回プレイしたことがあります。この世界では人格がデータ化していて、それを義体にインストールして動かします。ここまで技術が発達したらPCのアクションの性質が変わっちゃうのですね。PCの一人が潜入工作をしたとします。他のゲームなら情報の入手、それの伝達、その情報の分析は別々に行ないます。盗賊が怪しい儀式書を盗んで、宿屋に忍びかえって仲間に渡す。魔法使いや僧侶がそれを調べるなどですね。しかし、『エクリプス・フェイズ』では、仲間の脳内にリアルタイム中継も可能なんですね。そしてそれを本人が逐次追わなくても、補助脳ってのがあってそれにチェックしてもらうとかも可能。まあ、そうなるとハッキングとかの問題もでてきたりしますね。そもそも、人格がデータみたいなものだし、それが改ざんされることもあるかもしれない。そうなると、そもそも人格ってなんだろなとか……なんかプレイしながらSF的な考察をしてたりみたいな。
後、このゲームしかできそうにないキャラクターなどもいて楽しめます。サンプル・キャラクターには強烈な個性は放つ奴らが混じっています。蛇型義体の密輸商とか。個人的に一番ビビっときて、初プレイ時に使わせてもらったのはこれ!
蛸型義体? ハッカーのアイコン? いいえ、違うんですね。彼は本物の蛸。Upliftといって人間レベルまで知能を“上げていただいた”蛸なんですね。シナリオにNPCにゴリラのボディガードとかもでてきて、あぁもうって感じでした。サプリメントには衛星軌道を遊泳するクジラのハッカーみたいなキャラクターもあるらしいです。すごいですね。
こちらも参加枠が限られていますので、興味のある方はお早めに!