俗魔術師

 今回は『ウォーハンマーRPG』のキャンペーンの自キャラの話です。前のセッションでようやくHedge Master(俗魔術師)になることが出来ました。ちなみにHedge Masterは、以前紹介した『Shades of Empire』収録の上級キャリアです。

 このキャラはキャンペーンで持ちキャラを交代して作ったもので、「民兵あがりのHedgecraft Apprentice(見習い俗魔術師)」からスタートしました。『信仰の書』の《祖先信仰》を取っており、先祖の俗魔術師の魔女のお婆に取りつかれている青年という設定です。この《祖先信仰》は、メリットとデメリットのランダム要素が素敵な異能ですね。使っていて楽しいです。ちなみにこのキャラ、主にこの異能のランダム表と発動ロールの出目1のおかげで、【狂気点】が8までたまっています。いやぁ、ぎりぎりで楽しいっす。

 で、『ウォーハンマー』では魔術師でも前線に立たないといけないことが多々あることと、転職のための所持品をそろえることができなかったことから、途中に用心棒をかまして、俗魔術師の2番目の上級キャリアに転職したわけです。

 何が楽しいかって、ようやく専用呪文が使えるようになりました。俗魔術系の呪文の特徴として、まず呪文の内容が迷信や俗臭テイストがたっぷりのこと。後、具材を使用しないと具材のボーナス分の混沌ダイスをロールしないといけなく、その具材が独特なことがあります。例えば、Nostrum(『いんちき薬』)の呪文。これはどんな病気も治す強力な飲み薬を作るものですが、具材は何と「目標の足か手の指1本」! 他にも、妊娠薬のHalétha's Joy(『ハレサの喜び』)の具材は「ゾンスティルに採られた蜜蝋で磨かれたポプラの棒1本」。いいよなぁw

 一応、Dagger of the Art(『破邪の短剣』)という戦闘系の呪文もあります。俗魔術の呪文の発動時間はどれも長いのですが、これは2全アクションと他と比べたら何とかなるレベル。内容は、魔法の短剣を作り出し、これは混沌に汚染された者に対して+1d10の追加ダメージを与えます。現在、キャンペーンでは雑魚でもレッサー・ディーモンの状況なので強力かといえば、うんまあ、そうかな? 1d10の期待値は5.5でダガーだとダメージ値が−3されるので、2.5ダメージくらいの増加なんですよ。パーティーには魔剣持ちの猛者とか、ブレトニアの騎士様とかがいるので、それと比べれば全然です。後、アイス・ウィッチもいて、こちらも呪文発動に色々制限はかかるのですが、攻撃に関してはピカイチの性能です。


 でも、俗魔術は楽しいですね。具材集めだけでも色々ネタになりますよ、これ。