2009-01-01から1年間の記事一覧

オールド・ワールドの神々の位置づけ(その2)

今回は『ウォーハンマーRPG』における神の立ち位置についての考察の続きです。前回、「混沌の神々が人類の無意識の総意が混沌の領域に反映したものに対して、神々は人類の意識化された総意が反映されたもの」と自分の解釈を記しました。まずはこれの説明です…

『アゲインスト・ジェノサイド』の紹介

今回はウォーハンマー翻訳チームでお世話になっている岡和田さんの『ガンドッグゼロ』のリプレイ『アゲインスト・ジェノサイド』の紹介です。 ガンドッグゼロ リプレイ アゲインスト・ジェノサイド (Role&Roll Books) (Role & RollBooks)作者: 岡和田晃,アー…

『エンパイアのオウガ』

『ウォーハンマーRPG』の発売元がBlack Industries社だった時に、同社のウェブサイトに『IMPERIAL OGRES』(エンパイアのオウガ)というファンマテリアルが公開されていました。 これは、ファンマテリアルといっても、『ウォーハンマーRPG』のデザイナー兼イ…

ウォーハンマーPRGオンリーコン

5月24日、(株)ホビージャパン主催の『救済の書』発売記念コンベンションにマスターとして参加してきました。 新型インフルが不安材料でしたが、検討の結果、体調も問題なかったのでマスク持参で参加しました。東京では、大阪ほど騒ぎになってなさそうでした…

鞭打苦行のThrasher

ウォーハンマー翻訳チームのボスで大変お世話になっている待兼音二郎さんが、私的なブログを開催されました。 http://d.hatena.ne.jp/Machikane1192/ 『ウォーハンマーRPG』関連の色々な情報を発信してくれそうなので、一ファンとして大変期待しております。…

オールド・ワールドの神々の位置づけ(その1)

今月末に『救済の書』が発売されますし、今回は『ウォーハンマーRPG』の神々の位置づけについての自分の所見です。とはいっても、ファンの方には目新しいものではないかもしれませんが。 いわゆる「剣と魔法もののTRPG」では、魔法と同じく神の存在は一般的…

『救済の書』発売記念コンベンションにマスターで参加します

翻訳の手伝いをさせていただいた『救済の書』が、Amazonで予約開始されています。 救済の書:トゥーム・オヴ・サルヴェイション (ウォーハンマーRPG サプリメント) (ウォーハンマーRPGサプリメント)作者: ロバート J シュワルブ,エリックケイグル,デイビッド…

オンラインセッション統合ツール「どどんとふ」

先日、オンラインセッション統合ツール「どどんとふ」を使用してダンジョンズ&ドラゴンズ4版のDMをしました。 「どどんとふ」は、サークル仲間のたいたい竹流君が開発したオンラインセッションをウェブサイト上で行なえる非常に便利なツールです。プログラ…

スケイブンと私

昨日『Children of the Horned Rat』をプッシュしたとおり、自分はスケイブンに思い入れがあります。今回は、その原因になったあるセッションについての昔話を紹介します。 自分の所属するサークルでは、毎年二回合宿を行っています。国民宿舎にひき篭り、数…

『Children of the Horned Rat』レビュー

今回は『ウォーハンマーRPG』のサプリメント『Children of the Horned Rat』、通称『ネズミ本』の紹介です。Game Japan誌上で森野氏が大プッシュされていますが、自分も個人的に最も翻訳版を出して欲しいサプリメントであります。 これは、頭から終わりまで“…

『Career Compendium』レビュー

今回は『ウォーハンマーRPG』の最新サプリメント『Career Compendium』、通称『キャリア本』の紹介です。これの発売当初は日本のAmazonに在庫がなくて、米国の方で購入しましたが、現時点では日本のでも買えるみたいですね。 Career Compendium: A Collectio…

TRPGと携帯ゲーム機

まず一句「オウマイガッ 切った尻尾は 岩の中」 もう一句「加齢臭 猫がくれたよ 消臭玉」 え〜、ネタの判らない方すみません。今年になって遅ればせながらPSPの『モンスターハンターポータルブル 2ndG』を始め、はまっております。 友人がプレイしているのを…

ハウスルール「騎乗戦闘」の紹介

『ウォーハンマーRPG』は、GM裁量に頼る要素が多いシステムだと思います。何から何までルール化せず、遊び方に合わせてカスタマイズすることを前提にしているのでしょう。 カチッとしたルールのシステムの方が遊びやすいのはもちろんです。でも、これはこれ…

『Shades of Empire』レビュー 

初めまして、ウォーハンマー翻訳チームで『ウォーハンマーRPG』の翻訳の手伝いをさせて頂いている鈴木康次郎と申します。このブログでは、TRPG関連の情報を発信していこうと思います。 まずは、『ウォーハンマーRPG』の未訳『Shades of Empire』サプリメント…